夜勤太りしないための食事方法

看護師が夜勤太りを防ぐためには、夜勤中の食事でどんなものを食べるかがとても重要になってきます。また、食べる順番にも気を配る必要があるので注意しなければなりません。

まず夜勤中の食事ですが、甘いものが欲しい場合にはドライフルーツやナッツなどをよく噛んで食べると良いでしょう。そのほか、リンゴやバナナ、みかんなどの果物も消化が良く胃の負担になりません。おにぎりの場合は、ツナマヨや唐揚げなど脂っこい具は避け、梅や鮭などシンプルにするのが好ましいです。

夜勤中には、脂っこいスナック菓子や甘いチョコレートなどが無性に食べたくなることもあるでしょう。ですが、食べたいからといってそのまま食べ続けてしまうと、夜勤太りからは逃れられません。

夜勤中はどうしても、睡眠不足が発生します。そのため、レプチンという食欲を抑制する働きのある神経伝達物質の分泌が減少してしまうのです。それとは反対に、食べたい欲求を高めるグレリンという神経伝達物質の分泌が多くなってしまいます。そのため、食べたいという欲求が増加する傾向にあるのが実態です。こうした身体の仕組みを理解することで、自分の食欲を見直すことができます。

消化の良い栄養価のある食べ物を、夜勤中の食事としてとることを意識しましょう。食べる順番としては、血糖値が急に上がらないようまずは野菜から先にとり、その後に炭水化物をとると良いです。このように、ちょっとした工夫で夜勤太りを防ぐことが可能となります。夜勤太りが気になっている人はこのサイト(http://nurses-foodsituation.com)にも注目すると、良い対処法が見つかるかもしれません。